軽量Linuxの導入事例をネットで調べるといろいろなディストリビューションがみつかる。WattOS、LinuxBean、Bodhi Linux、LxPupなどなど、どのディストリビューションを導入するか悩むくらいあった。
その中から、軽くて速くて即使えるを目標にしているUbuntu派生のLinuxディストリビューション、LinuxBeanを選んだ。
選んだ一番のポイントは、インストールすれば調整なしで日本語環境が使えるところ。LinuxBeanは日本人に優しい。
このLinuxBeanの軽量さを活かしてUSBメモリからLiveUSB起動しているブログ記事が意外に多かった。
ハードディスクに元々インストールされているWindows環境に一切手を加えない手軽さが魅力になっていると思われる。
第2章。USBメモリから起動せよ、LinuxBean。
ってことで、手元にあったUSBメモリのデータをSDカードに移動して、空のUSBメモリを準備しました。
既にLet'snote R3中期型で動作実績もあるようなので、PentiumM/1.1GHz程度のCPUとメモリ512MB程度のPCスペックで動作はするはずである。
本家Ubuntuの新しいバージョンではCPUにPAE機能が搭載されている事が必須だがLinuxBeanはPAEなしで動作するように調整されているので、その辺は気にすることはないらしい。
インストールに必要なファイル2つを準備する。
(1)LinuxBeanのインストールイメージのisoファイルをダウンロード。
・・・> LinuxBean公式サイト https://osdn.jp/projects/linuxbean/
(2)USBメモリにisoイメージを展開して起動できる用にするソフトウェアのダウンロード。
・・・> UNetbootin公式サイト https://unetbootin.github.io/
(ここではLiveUSBで起動することを考えているので、ハードディスクに標準インストールする場合はLinuxBeanのISOイメージファイルだけのダウンロードで良い。)
USBメモリにisoイメージを展開して起動できるようにするソフトウェアはいくつかある。
■ UNetbootin https://unetbootin.github.io/ ※今回使用したのはコレ。
(Windowsだけでなく、LinuxやMac OSにも対応している。)
■ LinuxLive USB Creator http://www.linuxliveusb.com/
(通常版はWindowsにインストールしてから使用するが、インストールせずに使えるポータブル版もある。)
■ YUMI http://www.pendrivelinux.com/yumi-multiboot-usb-creator/
(LiveUSBなどの起動イメージを1つのUSBメモリに複数個インストールして選択起動できるようにできる。)
ダウンロードができたらインストール作業に入る。
(1)ダウンロードしたUNetbootinの実行ファイルをそのまま実行。
(Windows環境ならば、ダウンロードしたunetbootin-windows-625.exe等の実行ファイルをそのままダブルクリックするだけである。)
(2)ディスクイメージを選んで、ISOを選び、ダウンロードしたLinuxBeanのisoファイルを指定する。(例 bean14044-160415.iso)
(3)タイプでUSBドライブを選び、ドライブはインストールしたいUSBメモリを指定する。
(4)LinuxBeanはUnuntu派生なので、「リブートしてもファイルを維持するために使用」をUSBメモリの容量が足りそうな数値を指定しておく。
(LinuxBeanのインストールに2GBを確保することにして、4GBのUSBメモリなら2048MBくらいを指定しておく。)
(5)OKボタンを押して、UNetbootinの作業が終了すればLiveUSBは完成。
(6)パソコンを起動しなおしBIOS設定を呼び出して、USBメモリからブート起動できるように設定する。
(パソコンによって設定の仕方が違うので、取扱説明書やネット検索で頑張って調べる。)
(7)設定したBIOS設定を保存し、BIOSを終了するとパソコンが再起動し、USBメモリからLinuxBeanがLiveUSBモードで起動する。
BIOSがUSBメモリからの起動に対応しているか、BIOS設定が間違いなくできているかが重要なポイントとなる。
USBメモリから起動できるようにできれば、あとはLinuxBeanが無事起動するのを祈るだけ。
初期型Let'snote R3(CF-R3D)はUSBメモリから起動するBIOS設定に少々難点があって、あまりよろしくない結果となった。
この難点の回避に、USBメモリからブート起動できないパソコンでもUSBメモリからブート起動できるようにするソフトウェアをインストールしてみる。
次回、古いPCでもUSBメモリからブート起動。
哀れなWindows XP低スペックPCにLinuxの救済を。
その中から、軽くて速くて即使えるを目標にしているUbuntu派生のLinuxディストリビューション、LinuxBeanを選んだ。
選んだ一番のポイントは、インストールすれば調整なしで日本語環境が使えるところ。LinuxBeanは日本人に優しい。
このLinuxBeanの軽量さを活かしてUSBメモリからLiveUSB起動しているブログ記事が意外に多かった。
ハードディスクに元々インストールされているWindows環境に一切手を加えない手軽さが魅力になっていると思われる。
第2章。USBメモリから起動せよ、LinuxBean。
ってことで、手元にあったUSBメモリのデータをSDカードに移動して、空のUSBメモリを準備しました。
既にLet'snote R3中期型で動作実績もあるようなので、PentiumM/1.1GHz程度のCPUとメモリ512MB程度のPCスペックで動作はするはずである。
本家Ubuntuの新しいバージョンではCPUにPAE機能が搭載されている事が必須だがLinuxBeanはPAEなしで動作するように調整されているので、その辺は気にすることはないらしい。
インストールに必要なファイル2つを準備する。
(1)LinuxBeanのインストールイメージのisoファイルをダウンロード。
・・・> LinuxBean公式サイト https://osdn.jp/projects/linuxbean/
(2)USBメモリにisoイメージを展開して起動できる用にするソフトウェアのダウンロード。
・・・> UNetbootin公式サイト https://unetbootin.github.io/
(ここではLiveUSBで起動することを考えているので、ハードディスクに標準インストールする場合はLinuxBeanのISOイメージファイルだけのダウンロードで良い。)
USBメモリにisoイメージを展開して起動できるようにするソフトウェアはいくつかある。
■ UNetbootin https://unetbootin.github.io/ ※今回使用したのはコレ。
(Windowsだけでなく、LinuxやMac OSにも対応している。)
■ LinuxLive USB Creator http://www.linuxliveusb.com/
(通常版はWindowsにインストールしてから使用するが、インストールせずに使えるポータブル版もある。)
■ YUMI http://www.pendrivelinux.com/yumi-multiboot-usb-creator/
(LiveUSBなどの起動イメージを1つのUSBメモリに複数個インストールして選択起動できるようにできる。)
ダウンロードができたらインストール作業に入る。
(1)ダウンロードしたUNetbootinの実行ファイルをそのまま実行。
(Windows環境ならば、ダウンロードしたunetbootin-windows-625.exe等の実行ファイルをそのままダブルクリックするだけである。)
(2)ディスクイメージを選んで、ISOを選び、ダウンロードしたLinuxBeanのisoファイルを指定する。(例 bean14044-160415.iso)
(3)タイプでUSBドライブを選び、ドライブはインストールしたいUSBメモリを指定する。
(4)LinuxBeanはUnuntu派生なので、「リブートしてもファイルを維持するために使用」をUSBメモリの容量が足りそうな数値を指定しておく。
(LinuxBeanのインストールに2GBを確保することにして、4GBのUSBメモリなら2048MBくらいを指定しておく。)
(5)OKボタンを押して、UNetbootinの作業が終了すればLiveUSBは完成。
(6)パソコンを起動しなおしBIOS設定を呼び出して、USBメモリからブート起動できるように設定する。
(パソコンによって設定の仕方が違うので、取扱説明書やネット検索で頑張って調べる。)
(7)設定したBIOS設定を保存し、BIOSを終了するとパソコンが再起動し、USBメモリからLinuxBeanがLiveUSBモードで起動する。
BIOSがUSBメモリからの起動に対応しているか、BIOS設定が間違いなくできているかが重要なポイントとなる。
USBメモリから起動できるようにできれば、あとはLinuxBeanが無事起動するのを祈るだけ。
初期型Let'snote R3(CF-R3D)はUSBメモリから起動するBIOS設定に少々難点があって、あまりよろしくない結果となった。
この難点の回避に、USBメモリからブート起動できないパソコンでもUSBメモリからブート起動できるようにするソフトウェアをインストールしてみる。
次回、古いPCでもUSBメモリからブート起動。
哀れなWindows XP低スペックPCにLinuxの救済を。
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