既に多くの方々がブログ記事等で書かれているので目新しさはないですが…。
Let'snote R3シリーズには、CF-R3D、CF-R3E、CF-R3Fの3モデルがあって、CPUとBIOSの違いがある。
CPUの違いでPAE、NX bitの対応、BIOSの違いでUSBメモリーからのブート設定が違ったり。
そのため、Let'snote R3でLinuxを動かす内容の記事をみつけても初期型のLet'snote R3では当てはまらないことがありました。
あー困ったねと。
いろいろと調べて辿り着いた結果で、また調べるのは大変なので「初期型Let'snote R3でLinuxを動かす」ための覚書を書いておこうってことで。
第1章。Ubuntuって流行ってるよね?
ってことで、Ubuntuを導入してみました。
しかし、本家UbuntuではCPU PentiumM/1.1GHzのメモリ768MBのパソコンではもっさもさな動作みたいなので、Lubuntu、Xubuntuの本家より軽量化されているという派生ディストリビューションが良さそう。
Windows XPであってもインストールしてあるソフトウェアは使い続けないといけないものもあるので、Windows XP環境は温存することにする。
インストールするのは、軽いという評価が良さげなXubuntuとすることにした。
インストールの仕方の候補は2つ。
(1)別パーテーションを作成して標準インストール。スワップ用のパーテーションも作成する。
(2)Wubi(Windows-based Ubuntu Installer)を使ってWindowsのパーテーションに同居インストール。
(あと、LiveUSBの運用という方法もあるようですが、Xubuntuの使用を諦めてから知ったのでした。)
この2つの方法は一長一短。
もうUbuntuで決まりならば断然『(1)別パーテーションを作成して標準インストール』が断然良い。
『(2)Wubiを使ってWindowsのパーテーションに同居インストール』ではハイバネーションができなかったり制約もあるので、パーテーションの変更が面倒だったり、ちょっとお試しという場合に良い。
とりあえず、Windows環境を残す前提であるし、パーテーション構成を変更するのにバックアップ作業をするとか面倒であるし、Wubiという今まで体験したことない手法に触れてみたいということで、Wubiを使ってXubuntuをインストールすることにした。
手順は、
(1)Wubiの実行ファイルをダウンロード。
・・・> SourceForgeのWubi公式サイト https://sourceforge.net/projects/wubi/
(2)Xubuntuをインストールイメージのisoファイルをダウンロード。
・・・> Xubuntu公式サイト http://xubuntu.org/
(3)Wubiを実行して、Xubuntuのisoイメージを指定してインストール。
(4)日本語環境で足りないパッケージのインストール。
さて。
Ubuntuの派生であるXubuntuもバージョンが新しいとCPUのPAE機能を要求してくる。
よって、初期型のLet'snote R3(CF-R3D)では動かないらしい。
(後の修正で、Family6でmodel9 or 13のCPUはforcepaeのオプション付加して起動できるようになったらしい。私の初期型Let'snote R3はFamily6 model9 stepping5なので動く可能性はあるが、対応されたのを知る前にXubuntuの使用を諦めたため試していない。)
Xubuntu 12.04あたりならPAE機能が使われていないということで、問題なくインストールして使える。
しかし、バージョン12.04は長期サポート版ではあるが、既に2015年4月でサポート期限が切れなので今更使い始めるのもどうなの?という疑問が。(2014年3月当時の話)
低スペックPCではWubiからのインストールすると、ファイルアクセスのオーバーヘッドの影響もあるのかもっさもさの動作で使い続けるのには忍耐力が必要。パッケージ更新などしたら致命的にもっさり。
手間をかけて標準インストールしても、サポート期限切れが見えている古いバージョンを使うことになる。
以上から、私の出した結論。
Ubuntu、Lubuntu、XubuntuのPAEいらずの古いバージョンを今更使うのはナシ。
次回、LiveUSBでLinuxBean。
哀れなWindows XP低スペックPCにLinuxの救済を。
Let'snote R3シリーズには、CF-R3D、CF-R3E、CF-R3Fの3モデルがあって、CPUとBIOSの違いがある。
CPUの違いでPAE、NX bitの対応、BIOSの違いでUSBメモリーからのブート設定が違ったり。
そのため、Let'snote R3でLinuxを動かす内容の記事をみつけても初期型のLet'snote R3では当てはまらないことがありました。
あー困ったねと。
いろいろと調べて辿り着いた結果で、また調べるのは大変なので「初期型Let'snote R3でLinuxを動かす」ための覚書を書いておこうってことで。
第1章。Ubuntuって流行ってるよね?
ってことで、Ubuntuを導入してみました。
しかし、本家UbuntuではCPU PentiumM/1.1GHzのメモリ768MBのパソコンではもっさもさな動作みたいなので、Lubuntu、Xubuntuの本家より軽量化されているという派生ディストリビューションが良さそう。
Windows XPであってもインストールしてあるソフトウェアは使い続けないといけないものもあるので、Windows XP環境は温存することにする。
インストールするのは、軽いという評価が良さげなXubuntuとすることにした。
インストールの仕方の候補は2つ。
(1)別パーテーションを作成して標準インストール。スワップ用のパーテーションも作成する。
(2)Wubi(Windows-based Ubuntu Installer)を使ってWindowsのパーテーションに同居インストール。
(あと、LiveUSBの運用という方法もあるようですが、Xubuntuの使用を諦めてから知ったのでした。)
この2つの方法は一長一短。
もうUbuntuで決まりならば断然『(1)別パーテーションを作成して標準インストール』が断然良い。
『(2)Wubiを使ってWindowsのパーテーションに同居インストール』ではハイバネーションができなかったり制約もあるので、パーテーションの変更が面倒だったり、ちょっとお試しという場合に良い。
とりあえず、Windows環境を残す前提であるし、パーテーション構成を変更するのにバックアップ作業をするとか面倒であるし、Wubiという今まで体験したことない手法に触れてみたいということで、Wubiを使ってXubuntuをインストールすることにした。
手順は、
(1)Wubiの実行ファイルをダウンロード。
・・・> SourceForgeのWubi公式サイト https://sourceforge.net/projects/wubi/
(2)Xubuntuをインストールイメージのisoファイルをダウンロード。
・・・> Xubuntu公式サイト http://xubuntu.org/
(3)Wubiを実行して、Xubuntuのisoイメージを指定してインストール。
(4)日本語環境で足りないパッケージのインストール。
さて。
Ubuntuの派生であるXubuntuもバージョンが新しいとCPUのPAE機能を要求してくる。
よって、初期型のLet'snote R3(CF-R3D)では動かないらしい。
(後の修正で、Family6でmodel9 or 13のCPUはforcepaeのオプション付加して起動できるようになったらしい。私の初期型Let'snote R3はFamily6 model9 stepping5なので動く可能性はあるが、対応されたのを知る前にXubuntuの使用を諦めたため試していない。)
Xubuntu 12.04あたりならPAE機能が使われていないということで、問題なくインストールして使える。
しかし、バージョン12.04は長期サポート版ではあるが、既に2015年4月でサポート期限が切れなので今更使い始めるのもどうなの?という疑問が。(2014年3月当時の話)
低スペックPCではWubiからのインストールすると、ファイルアクセスのオーバーヘッドの影響もあるのかもっさもさの動作で使い続けるのには忍耐力が必要。パッケージ更新などしたら致命的にもっさり。
手間をかけて標準インストールしても、サポート期限切れが見えている古いバージョンを使うことになる。
以上から、私の出した結論。
Ubuntu、Lubuntu、XubuntuのPAEいらずの古いバージョンを今更使うのはナシ。
次回、LiveUSBでLinuxBean。
哀れなWindows XP低スペックPCにLinuxの救済を。
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